新車販売ランキングを見ると、ハイブリッド車の健闘が目立つ。使い勝手やスタイルに加え、燃費の良さが魅力の一つになっていることは間違いない。最近従来型のガソリン車でハイブリッド並みの燃費を実現する車の販売計画発表が相次いでいる。いずれの車も1リットルあたり30kmを超える走行距離だという。環境対応車として燃費30キロメートル超がベースラインになるのは時間の問題かも知れない。自動車メーカーの開発力や恐そるべし。
「はたらく車」という絵本があった。自動車は千差万別である。環境車もハイブリッド車や電気自動車だけでなく、これからも第3、第4の方式が車種や用途に合わせてこれからも発表されるのだろうと思う。2006年度の運輸部門の二酸化炭素排出量は日本全体の排出量の19.9%、そのうち自動車から排出される割合は87.7%だという。自動車産業には燃費向上で二酸化炭素の排出量を減らすことを自動車サポーターとしては期待している。
エンジンに投入されるエネルギーのうち、一般道路走行時には2割程度が走行関係のエネルギーであり、待機/アイドリング時のエネルギーは1.5割程度使用する。エンジンの放熱や排ガスとして熱として捨てられるエネルギーは6割から7割を占めるという話しを聞いたことがある。捨てて置けないエネルギーだ。
アイドルストップシステムでアイドリングに使うエネルギーは削減が試みられている。熱として捨てられているエネルギーを駆動力に変換するような方式をどこかの自動車メーカーか研究機関で研究や実験をしていないのだろうか。素人の抱く幻想なのだが、無理筋なのかな?
燃費がよくなると、LCA(ライフサイクルアセスメント)で見れば、使用時(走行時)の環境負荷の占める比率が小さくなるため、相対的に、材料、製造プロセスからの環境負荷の占める比率が増える。材料選定、製造工程の環境負荷低減を一層進める大切さが浮き出てくる。LCAで製品をみてみませんか。(A)