「アイコン」 | PEアジア


「アイコン」

コンピュータ画面の上にはいろいろなアイコンが並び、必要な時にそのアイコンをクリックすれば仕事を開始することができる。モーターショーで各社のエコカーの展示を見てきた。ハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、水素燃料電池車、水素自動車などこれらは各々どんな“アイコン”として育っていくのだろうか。

エコカーは今後CO2排出量の削減はもちろんであるが、新しい生活スタイルや社会の仕組みを提案してくれている。そのように考えると、究極のエコカーにたどり着く経路はいろいろありそうだ。どの経路を踏んでマーケットを拡大するかというパズルを解くようなものだ。このパズルの目的は点1(初期店:ガソリン車)から出発して、点N(最終点:シェアの大きいエコカー)へ最短時間で行く経路を見つけることになる。N点までには「自動車自身の途中開発段階」の点、「社会インフラの整備される」点、「高齢化社会に歓迎される」点、「新しいカルチャーを創造する」点などが散らばっていると考えればよい。進むべき経路は点を全て結ぶ一筆書きではないので、必要ない点をパスすることもあり、回り道もせねばならないかも知れない。

今後の企業の戦略と駆け引きがますます面白くなってきた。自動車メーカーには輪郭のはっきりした“アイコン”創造を期待している。

 

モーターショーでは電動バイクやカートのコンセプトモデルも展示されており、かなりかっこいい。静かなバイクは朝の新聞配達の騒音を減らすことになるなあ・・・と考えていたが、待てよ、路上の「バイクを使った引ったくり」が増えないかと心配も頭をよぎった。警察は犯罪防止に懸命であるので、つい、思い浮かんだのだ。でも、電動バイクは間違いなく時代の“アイコン”候補だ。

 

電通がまとめた企業の社会的責任(CSR)に関する生活者の意識調査で、主なCSR関連の用語や概念を知っているかを聞いたところ、上位に「バイオエタノール」(認知度は61.9%)、「排出量取引」(45.2%)「カーボンオフセット」(44.8%)など温暖化関連の用語が入った。調査は首都圏に住む2059歳の男女を対象に20093月にインターネットで実施。1600人の回答を得た結果である。LCAが抜けているのが残念だ。

LCA(ライフサイクルアセスメント)も認知度がますます上がり、CSRや環境での“アイコン”となりますように。(A