オオムラサキ(ツツジ)の上をマルハナバチがホバリングしている。「この領域は私が見つけたものです。用のない方は立ち入り禁止です」と羽音で警告を発している。足元では蜂の黒い影が円を描いている。「蜜標(蜜への標識)が見えます。蜜を吸いたいのです。ここから立ち去ってください」。 続きを読む »
オオムラサキ(ツツジ)の上をマルハナバチがホバリングしている。「この領域は私が見つけたものです。用のない方は立ち入り禁止です」と羽音で警告を発している。足元では蜂の黒い影が円を描いている。「蜜標(蜜への標識)が見えます。蜜を吸いたいのです。ここから立ち去ってください」。 続きを読む »
初老の靴磨きのマルセルが、ガボンからの不法難民の少年イドリッサをかくまい、母のいるロンドンに送り出す。「ル・アーヴルの靴みがき」という映画だ。観客の胸の内に「無償の善意と献身は何を与えてくれるのか」というパズルを残してくれる。 続きを読む »
川村記念美術館に初めて行ってみた。今回の展示は「フラワースケープ-画家たちと旅する花の世界-」だ。実は、有元利夫「花降る日」が展示されていることを聞き、もう一度この絵を見るために千葉県佐倉までのドライブだった。“赤土色の空から、細かい花びらが、多すぎず少なすぎずぱらぱらと降っている、やさしい空気の中に髪の長い人が……。” 続きを読む »
PE International グループのJane AndersonとConstruction products associationのJane Thornback氏が作成した
建築LCAについてのレポート”Understanding the Embodied Impacts of Construction Products”へのリンクです。
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身に着けたい作法がある。神社参拝の二拝二拍手一拝だ。碑文谷公園の弁天池の小島に厳島神社がある。散歩の途中で見つけた水辺の神様だった。気軽に参拝したのだがなにかぎこちない。祈りのリズムが神様のリズムと共鳴していない。そして、参拝がスムーズでないと気分はすっきりしない。 続きを読む »
1年ほど前、タイガーマスクの主人公伊達直人と称して、児童養護施設などの新1年生にランドセルをプレゼントする話が幾度も報道された。今年も、タイガーマスクの名前は出てはこないが、同じように東日本大震災の被災地域を始め各地でランドセルが届けられたようだ。このような、奉仕や善意の種まきは心の薬になるので好きだ。 続きを読む »
冬から春へ、躍動への息吹あふれる季節。でも、今年はいつもと違っている。東京の景色を見ていて不思議に思う。昨年だったら 2 月下旬には梅のいい匂いが漂うのに、咲き始めは 3 月にずれ込んだ。そして春の遅刻を取り戻すかのように 4 月に桜は慌ただしく花を咲かせ始めた。 続きを読む »
東日本大震災の津波で流出した日本の漁船がカナダ西部沖の太平洋で見つかった。写真を見ると、大きな立派な漁船だ。これだけ長距離の漂流ではあったが、他の船に衝突することなく発見された。ハワイ大学の研究者は昨年5月に漂流物の軌跡を予測していた。「東日本大震災の津波で太平洋に押し流された家屋や自動車に船、生活用品などが、がれきとなって3年で北米の西海岸に漂着。その後、西に逆流」というのだった。 続きを読む »
吉本隆明氏が死去したニュースが大きく報じられた。「戦後最大の思想家」と評される詩人・評論家であった。私は、昨年、晩年の吉本氏の幅広い分野での“語り”をまとめた本を読んだことがあるだけだ。「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」(歎異抄)。「こうした逆説的な言い方をする心境が僕にぴったり来て、それが親鸞に深入りする原因でした」と吉本氏は言う。何となく氏の論理構築の一端が見えたような気がした。 続きを読む »
先週、3D画像のテレビを家電メーカーショールムでみた。現在の技術進歩の度合いはどんなものだろうか。……。3D用眼鏡を一旦かければ、映像の奥行がはっきりし、目の焦点合わせも気にしないで一気に3Dの世界に飛び込める。春休み子供漫画映画で配られる3D眼鏡と段違いの立体感。 続きを読む »